[BlueSky: 4905] 水


[From] "荻野 行雄" [Date] Sun, 23 Feb 2003 22:06:44 +0900

 「武術の新・人間学」 (甲野善紀 PHP文庫)によると、
東京都の水道局に、前田学さんというもの凄い「水利き」の方
がいるらしい。(但し元々7年前の話)
 どう凄いかというと、(P195)

「以前地下鉄の工事で湧きだしてきた水が化学分析でも
これは地下水なのか水道の漏水なのか分からないのに、
その人が嗅いだら一発で、これは朝霞浄水場の水だというのが
分かったそうです。ところがその辺は朝霞浄水場系ではないので、
おかしいなと思ってよく調べたら、他の地域に行く朝霞からの
水道の本管が30メートル離れたところに埋まっていることが
分かり、それで掘ってみたらその管が割れていて、
そこから水が漏れていたそうです。
 (中略)
 なにしろ、この前田さんの鼻は、100億分の1の濃度、
つまり利根川にコップ一杯の排水を捨て、それを利根川の水
全部で薄めたくらいのものまで分かるらしいんです。」

 この話が本当なら、この方に問題になっているところの
水を嗅いで貰えば、(海水はどうなんだろ?)
原因を突き止められるかも???(でも「科学者」には禁じ手か?)


 環境ホルモンの話がでてきて、ほとんど測定もできないような
濃度で、汚染物質が効いている、という話のようです。
 これに対抗するにはどうしたらいいのか、浄化して
浄化できるようなレベルではないでしょう。

 しかし、一方で80年も昔に、シュタイナーは、1億分の1とか
とにかくもの凄く薄めることで、薬を効かすことができる
(ホメオパシー)ということを言っていて、医学・農学分野で
ドイツあたりでは盛んに研究が進められているようです。
 そういったところでは、何らかの、環境ホルモンに対する
対抗手段が考えられているかも知れません。
(通常の「科学」とは、ちょっとずれているのでやはり禁じ手?)


 諫早湾については、西丸震哉氏が「食物崩壊(講談社)」
のなかで、海苔の不作の原因は筑後川の水が、他水系の都市に
運ばれ、また灌漑に使われて、枯れてしまい、そのせいで
底流水の流入もなくなり、水がかき混ぜられなくなったため、
としている。
 どの程度の根拠があるのか、本人に確かめる価値は、
あるのではないでしょうか。
(これは、禁じ手ではないかも?)


 西丸氏は他にも、現在の日本人は、水銀系農薬の汚染が
深刻で、外国に比べて二桁も多く蓄積している、としている。
(これも根拠を聞きたいところですね。)
 それで、西丸氏は、水銀の脳内蓄積によって思考力が
奪われる、という。

 これが本当だとすると、子供たちは、

   ・ 小学校ぐらいは記憶力でなんとかなるとして
   → 中学くらいになるともう授業が分からない
   →1 それでも学校に行くが学力メチャメチャ
   →2 授業が苦痛で学校にも行かない

 ということにでもなるのでしょうか。
実際はどうなっているのでしょう。

 (4897)小宮さん
>その学校では1学年100人くらいの中で、約20人
>が不登校になっているということだそうです

 ・・・・これって、もう手遅れ???
この国の大人は何をしているんだろう。
なりふり構ってる場合じゃないんじゃないか。
(人のこと言ってる場合じゃないか!!!)

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