都市動物研究会の木村です。重複の方、広い心でご容赦を。
沖縄といえば、「青い空、青い海、白い砂」といったイメージがありますが、実はあまり
目立たないところで自然環境の大きな改変が進んでいるのです。
本土においても日本の原風景であるメダカの学校が失われつつある現在、沖縄でも
メダカやフナが泳ぐ水辺の農業は完全に消え去りました。わずかに残る水辺にはグッピ
ー、ティラピア、カダヤシ、等の外来魚に占領され、在来種は完全に駆逐されてしまいま
した。
しかし、沖縄でもメダカを復活させたいという情熱を持つ人たちによって、農薬も化学
肥料もまったく使わないメダカトラストとしての田んぼ作り、米作りが始まっています。今
後は外来種の影響を受けない水辺づくりがテーマとなりそうです。
そんな中、私も所属する「日本めだかトラスト協会」主催のめだかシンポジウムが、「東
洋のガラパゴス」と言われる、やんばる・国頭村にて開催されます。今回は琉球大学の立
原先生により、沖縄に生息する外来魚（なんと！２０種近い！）の現状の詳細が初めて明
らかになります。
ゆっくりと流れる南の島の時間を共有しつつ、沖縄の隠された環境問題について考えて
みませんか。皆さん、ふるってご参加ください。
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全国めだかシンポジウム＝沖縄大会＝
主催 ： 日本めだかトラスト協会（担当：射場）
（社）高知県生態系保護協会内
TEL 088-828-6400
FAX 088-856-3800
E-Mail office@ecokochi.org
主管 ： グループ・エコライフ
後援 ： 環境省・農林水産省・国土交通省・文部科学省・沖縄県・国頭村（各申請中）
日時 ： ２００２年１２月７日（土） １２時３０分開始
プログラム
午前 エクスカーション「やんばるの自然にふれる」 （参加費無料）
８：２０ ホテルロビー集合
８：３０ エクスカーション
見学 田んぼの学校
めだかの学校
環境省野生生物保護センター
やんばるの森
１１：３０ 終了
午後 「全国めだかシンポジウム」 （参加費１０００円）
（第1部）
１２：３０ 受付
１３：００ 開会式
功労者表彰式
１３：３０ 基調講演「メダカと日本人」
岩松 鷹司（愛知教育大学名誉教授）
１４：２０ 特別報告「沖縄島における外来種の侵入と生態への影響」
立原 一憲（琉球大学理学部助教授）
（第2部）
１５：００ めだかを飼うルールについて
１５：１０ 全国各地からの活動報告
１７：３０ 閉会式
１７：４０ 〜海に沈む印象的な夕日を・・・わたる風・流れるメロディー・・・
夕刻 「全国めだかシンポジウム交流会」 （参加費３０００円）
１８：１５ 受付
１８：３０ 交流懇親会
12月８日（日） オプショナル・ツアー （参加費４０００円程度）
８：００ エコツアー
１５：００ 那覇空港着（予定）
参加申込・問合せ先
沖縄県外の方 沖縄ツーリスト（株）
tel 098-862-1111 fax 098-862-1080
参考 東京発 ４名部屋 ３８３００円
３名部屋 ４０５００円
２名部屋 ４５３００円
１名部屋 ６００００円
上記に含まれるもの
往復航空券、ＪＡＬプライベートリゾートオクマ（２泊：朝食２回付）、
消費税、那覇とまりん〜ホテル片道バス代
沖縄県の方 グループ・エコライフ
tel/fax 098-877-6620
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木村 幸一郎 （きむらこういちろう）
E-Mail k-kimura@mx3.ttcn.ne.jp
pronaturalist@hotmail.com (sub)
HomePage http://www1.ttcn.ne.jp/~IP-KIMURA
職業 プロ・ナチュラリスト
都市動物研究会副理事長/秋葉原エコＭＬ管理人
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