こんばんは、葛貫です。
今日は、十五夜ですね。
神奈川では、雲が薄くなったところから、時々、暈をかぶった月が
ぼうっと顔を出しています。
虫の音が賑やかです。
先程、何種類の虫がないていると思う?という話になりました。
少なくとも3種類と聞き分けた子もいたのですが、私は「虫の音」
で一括りだったのですが、チッチッと、リーリーと、リリリリリ・・・
等と、鳴き真似をしてもらって漸く、それらしく聞こえてきました。
これらの虫のうち、どれかがいなくなっても気付かないだろうな
(^^;
ごみを荒らすカラスとか、作物に被害を与えるカメムシが「増えた
ら」気付くだろうけれど、害も益もないいきものが、徐々に減って
いっても気付かないだろうな、と思いました。
9月12月のNatureに載っていた「環境:冬に餓死するイエスズメ」
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=63262
の中の、
「・・・前略
英国の都市部におけるイエスズメの個体数の急減は、楽観主義に
冷水を浴びせる。ロンドンに生息するイエスズメの個体数は過去6
年間で約60%も減ったが、その理由は解明されていない。「食糧不
足かもしれないし、環境汚染といった環境要因かもしれない。後者
であれば、私たちもその影響を受けているかもしれない」と
Appleton は指摘している。」
という一節と、
9月初旬の朝日新聞に載っていた宮脇昭さんの
「まず現場にでて自分の体を測定器にし、目で見、手度ふれ、にお
いをかぎながら自然がやっている実験結果を見抜く努力をせよ」
という言葉を思い出しました。
大きく見ると人の営為も「自然がやっている実験」に含まれるのか
なと、思いながら、しばらく外に立っていました。
皆様の所からは、どんな月が見えますか?
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