左巻健男です。
東大の安井至さんのWEBが話題になっているので…。
ぼくの本が紹介されています。(^^)
http://plaza13.mbn.or.jp/%7Eyasui_it/Week211202.htm
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１２月６日： おいしい水・安全な水 推奨できる水の本
水に関するいかがわしい本が随分とある。勿論、いかがわしい商品は
もっと多い。そのいかがわしい商品の実態を科学的に説明している本が、
「おいしい水・安全な水」 左巻健男著、入門ビジュアルエコロジー、
ＩＳＢＮ４−５３４−０３１２３−８、￥１４００。
アルカリイオン水、πウォータ、磁化水、電気石、波動水、クラスタ
ー、すべて疑問符が付いている。これらの指摘は正しいと思う。
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正しい評価だと思いました。(^^)
ちょうど今，科学MLなどに次を投稿したところでした。
（題名：大人の科学リテラシー）
左巻健男です。
先週テレビを見ていたらビンボーお笑い芸人がコンタクトレンズを
１年以上つけっぱなしにしていたら「ミトコンドリアがすーっと動く
のが見えるようになった」と。そこにゲストなど６，７人いたが全員
「ミトコンドリア」が微生物かのように思っているのがありありでし
た。テロップにも「ミトコンドリア」。
おいおいミジンコぶんぶんという症状じゃないのか（飛蚊症）。
これも先週の話ですが○○水について相談がありました。その水が
効くという本があるから絶対すごい水だと思っていたと。この水は，
ぼくの本（『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』（日
本実業出版社））でいちばん悪質な水としてチェックしたものでした。
直前に『現代教育科学』誌（明治図書）の連載５月号分に（大野栄
三さん＠北大と一緒）「先進諸国最低の大人の科学リテラシー」につ
いて原稿を送ったばかりでした。これについては『化学』誌（化学同
人）の連載エッセイにも近々書こうと思っています。
ぼくは科学教育を専門にしているので，ほんの少しですが科学リテ
ラシーを改善するために活動しています。検定外中学校理科教科書も
その一環のつもりです（検定教科書も中学校理科や高校理科の執筆者
ですが）。検定外中学校教科書は，発行されたらまず大人に読んでも
らいたいと思っています。いま，執筆分担をしているところで，３月
３０日には第２回編集会議を東京で開こうと思っています。
１７日（今日）のテレビ「ほんパラ！痛快ゼミ」（18:56〜19:56）
で，次の本が紹介されます。
タ イ ト ル 科学的に正しい料理のコツ
著 者 左巻健男編著 稲山ますみ編著
出 版 社 日本実業出版社 2001年12月
値 段 1300円
内 容
固いお肉を「うまい！」に変えるワザ、おいしい自家製チーズが５分
でできる！ビールとパンの耳でぬか漬けが！？料理の役に立つコツと
ワザをサイエンスで分かりやすく裏づける。
（http://www.tv-asahi.co.jp/honpara/ の最新本。）
来週の読売夕刊３／２３（土曜日）に，
【題名】 おもしろ実験・ものづくり事典
【著者】 左巻健男 ・内村浩編著
【出版社】 東京書籍
【ISBN No.】 ISBN4-487-79701-2
【出版年月日】 2002年2月28日
【価格】 定価(本体 \3800＋税)
を紹介してもらえることになりました（大阪本社版は除く）。この事
典は「歴史に耐えるもの」になっていると自負しています。
おもしろ実験といえば，いま，頓挫している企画があります。ぼくは，
ずっと前ですがサンフランシスコにあるエクスプロラトリウムなどに遊
びに行って，大人の趣味としての科学遊びに感じるところがありました。
わが国でも，最近，学研の「大人の科学」がかなり好評で，科学おもち
ゃなどが静かにブームになっています。学研だけでなく，国産，輸入物
など最近はいろいろ出回っています。そういう科学おもちゃの本を企画
したのですが訳あって途中で頓挫していますが出版社が決まれば企画を
再開したいと思っています。
■左巻 健男（SAMAKI TAKEO）
■京都工芸繊維大学アドミッションセンター
■〒606-8585京都市左京区松ヶ崎橋上町
■TEL: 075-724-7092 FAX:075-724-7090
■E-MAIL samaki@ipc.kit.ac.jp
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