小宮です。ちょっと考え直したのですが、
> 遺伝病を持った受精卵のスクリーニングというのは賛否両論ある
考えてみると日本でも高齢出産時の羊水検査等の出生前診断
はすでに行われているし、そういう意味ではスクリーニングが悪い
ことだ、禁止だとはいえないのかもしれません。人の命にかかわる
ことですし、もし自分の立場だったらと思うと、安易に反対とは言えな
いですよね。
> しかし、病気の子供に幹細胞を与えるために受精卵が選別できる
> というのは、そんなに簡単に認めていいのでしょうか?
これも、何もしなければ死ぬと分かっている子供を現在の科学で救う
方法があるというのに、むざむざ見殺しにすることが正しい方法なの
でしょうか?ですから、安易に反対というのではなく、悪用されない
ようなガイドラインの作成が必要なんだろうと思いました。例えば、
命にかかわらないことでのスクリーニング(知性、容姿など)は禁止
とか、自分の子供に与える場合を除いての幹細胞を与えるための
スクリーニングは禁止とか。
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