小宮さん、須賀さん、みなさん、
いわおです。
小宮さん:
> 環境省がCO2削減のための炭素税導入を検討しているそうです。
>
> http://www.asahi.com/politics/update/0620/002.html
>
> ガソリン1リットル当たり約10円から25円の炭素税を課税すれば、
> 10年の二酸化炭素(CO2)排出量を90年に比べて2%削減する
> ことができ、国内総生産(GDP)の損失も0.06〜0.72%と軽微な
> 影響らしいです。僕は車を持っていないのでよく分かりませんが,
> これってどの程度の値上げなんでしょうね。
須賀さん:
>1リットルあたり10円から25円ということは、月100リットルでは
>1000円から2500円、1年では12000円から30000円です。
>個人的な実感としては全然高くありません。これならもっと高くても
>いいくらいだ、という感想です。
(中略)
>個人的にはもっと高くても炭素税を払いたいと思います。
>
>みなさんの場合にはいかがでしょうか。
みんなが喜んで払うようでは炭素税の目的は果たせないのではないで
しょうか。代替エネルギーの研究開発の財源にはなるかも知れませんが、
本来は「そんなの払いたくないから車に乗るのを控えようっと」とガソ
リン消費が減ってCO2排出が減ることが重要なのでは?
もちろんそうなると「国内総生産の損失が軽微」なんてことはなくな
るんでしょうから、それはそれで困る人がたくさんいる。とすれば、炭
素税ではCO2の大幅削減は難しいということなんでしょうかね。とり
あえず当面は2%でも何もしないよりはマシかも知れませんが。
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