こんにちは小宮です。
佐川さん：
> 増えているのは、“性犯罪”ではなく、性犯罪についての
> “報道”です。
>
> 現在、警察では性犯罪の被害に遭われた方が、警察に訴え
> 出やすいような環境を整えていますが、強姦事件自体は減
> っています。
> 訴え出やすい環境が整っている状況下で、事件数が減って
> いるということは実際に性犯罪も減っていると考えて良い
> と思います。
>
> 青年・少年の性犯罪は、殺人事件と同様にかつてのピーク
> 時の半分以下に減少しています。
少年犯罪の件数は確かに報道のせいなのかもしれませんが、性犯罪が
増えているように思えるのは報道のせいだけと言えるのでしょうか？確かに
強姦の件数は減っているかもしれませんが、強制わいせつの認知件数は
昭和４６年から平成１２年で２倍になっています。
http://www.npa.go.jp/toukei/keiji1/kyo-wai.htm
しかし、まあこれも被害者が訴えやすくなっただけで、実際のところは数が
減っているのかもしれません。昔は泣き寝入りするケースが多かっただけで、
全体の数としてはへっているのかもしれません。しかし、僕が言いたいのは
数のことではないんですよ。
数が減っていようが増えていようが、強姦という、まったく人権を無視した卑劣
きわまりない事件が起こっていることは確かなのです。昔は自衛する方法は、
護身術を習うか、夜出歩かないようにするかくらいでした。しかし、今は
インターネットという情報機器があるのです。これを有効利用することで罪のない
被害者を減らして、無残な犯罪を今よりも減らすことができるのなら、そういう
方法を考えてはどうか、と言っているのです。
それとも、今の日本は昔よりも殺人も強姦も減って安全になってきているから、
何も対処する必要はない、と思われますか？
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