一ノ瀬@尼崎市です。
ご覧になった方も多いでしょうが、本日(5月1日)のニュースステーションに、
塩川財務大臣が出演していました。
以下のようなやりとりがありました。
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*問答1
(田中康夫知事が、下諏訪ダム建設中止に関する地元説明会を開いたというニュース
のあとで)
久米「
長野県では、公共事業の40億円分の先送りを決めたのに、国側が”予算化されて
しまっているから”という理由で、補助金を押しつけてきて、やむを得ず、4億円分
事業を行うことに決めた。財政再建担当大臣でもある塩川大臣は、この件についてど
の様にお考えですか?」
塩川「
ふむぅ、、新しい知事は、今までの経緯を知らないまま、大ざっぱな考え方で進め
ているからねぇ。。十分に地元と話し合いをしていないから、行き違いが生じている
のではないかな、、、」
<<<ピント外れの答えをして、はぐらかした>>>
*問答2
久米「
今の日本は、やはり、構造改革をしないとダメだとお考えでしょうか?」
塩川「
社会のモラルや秩序、国のあり様を立て直さないと、経済構造改革だけをしても
日本は良くならないのではないだろうか、、、」
<<<財務大臣なら、まず経済構造改革について答えるべきところだ>>>
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私は、必ずしも小泉内閣不支持というわけではありませんが、所詮、自民党の中に
居る限り、こういう人物を要路に据えなければならなくなります。
総裁選の終盤では、改革とは真反対の、土建金権の権化:亀井静香と「話が付いた」
とも報道されました。
「本当に改革を行いたいのならば、なぜ自民党にいるの?」
という問いを投げかけたくなります。
大組織を内から変えるには、非常に大きなエネルギーが必要で、しかも、それでも
結局は変われないものです。
旧体制を延命させただけのことに、終わらなければよいのですが。
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