[BlueSky: 3072] Re:3071 知識と実感


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Wed, 7 Mar 2001 17:05:13 +0900

こんにちは、葛貫です。

佐川さん:
> ホントに今時の親や教師は、どんな子供だったら満足するんだろうね?

> > #助けてあげた子猫は、元気にしていますか?
>
> どうしているんでしょうね? 
> 救出したら、さっさと逃げていってしまったので(ウンコまみれ
> のままで。いやマジで(^_^:))、その後はわかりません。

というネコのように育ってくれればいいと思っているのですが(笑)。
親が長生きし過ぎないのが、子供の自律・自立のために一番いい環境だ
というようなことを言った西洋の思想家がいたように記憶します。

> 結局、混乱しているのは親や教師なんですよ。
> それを、子供の問題にすり替えているんですよ。
> #一番身近な大人のモデルの親がズルズルなんだから子供がズルズル
> #になるのは当然だと思うんですけど。

そうですね。ズルズル、か・・・・・。

小宮さん【2965】:
> 過去ももちろん大事ですが、一番大事なのはこれ
> からの未来、どう他国と協調してやっていくかということだと思う

須賀さん【2980】:
> あとはこのことをどれだけ自覚し相対化して幅広いひとびと
> とつながりながら自分の居場所というものを日々あたらしく
> していけるか、ということではないかと思う

という、頭や心の柔らかさ、身の軽やかさを持っていた時期もあった
のだと思うのですが・・・・・。

> 「親が無能」なことは、子供の方がよく解っていて
> 親があまり自信喪失にならないように気を遣ってい
> るんですよ。「“少し”出来の悪い子供」の方が親子関係
> がうまくいくことを、子供は解っているんですよ(^^;)。

これ↑、あたっているだけに、ショックです。
自分も親に対して、このように気遣っていた時期があったような・・・・。
もう、そのような年代になってしまったんだ、と茫然としています。
私達に歩調を合わせる必要はないからと、子供達を上手に放してあげ
られると、いいのですが。


別の話になってしまいますが、アフガニスタンのタリバーンによる
仏像破壊どんな意味があるんだろう、と思います。

2001年3月6日(火) 20時0分
<アフガン>「大仏の4分の1がすでに破壊」 
駐パキスタン大使(毎日新聞)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010306/dom/20000000_maidomm045.html


今、現在、タリバーンを中心とするイスラム教徒が生き残るために、
仏像の破壊が役に立つのかな。世界に向かって報道されなかったら、
ギャラリーがいなかったら、こんなことしないんじゃないかな等々、
ニュースを見ながら思いました。

紀元前から5、6世紀のアフガニスタンには、仏教も、拝火教も、
他の神々も同時に庇護し、国際色ゆたかな混血文化を花開かせた
クシャン王朝というものがあったそうです。
#井上靖の「流沙」という小説からの受け売り(^^;;。

水の利、川の流れがかわってしまうことにより、栄えていた都市も
廃墟になってしまうという砂漠の厳しさのなかで暮してきた人達の
感覚、日本で暢気に暮している私にはわからない・・・・・。

#ま、自分の子供のこと考えるより、タリバーンの気が知れない
#と言っている方が気が楽・・・・・。

では。




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