こんにちは伊藤さん、小宮です。
少し話を戻して申し訳ないですが、asahi.comにこんな記事がありました。
「株式市場の時価総額、日米とも目減り鮮明に 」
http://www.asahi.com/0305/news/business05015.html
日米の株式市場で、時価総額の目減りが鮮明になってきたということ
です。会社の業績が悪くなる→株価が下がる→会社内で経営改善が
行われる→株価が上がる、というフィードバックサイクルがうまく働くの
も市場に十分なお金が出回っているというのが条件で、景気が冷え込
み、みんなが消費をしなくなってその分が貯蓄に回るようになれば、
消費が落ち込む→企業の投資活動減少→賃金の低下→消費意欲
低下といういわゆるデフレスパイラルに落ち込んでしまうと思われます。
問題は今、それに落ち込もうとしていないかということですけど。
> 全体の傾向と言うと、こんな感じですが、
> http://chart.yahoo.co.jp/chart/5y/9/998407.o.gif
> これと全く同じ動きをしている企業は証券だけです。
> まあ、それは当然ですが。
99年からの盛り返しは、インターネットの普及がかなり貢献している
と思うのですが、パソコンがある程度行き渡った今、それに変わるほ
どのヒット商品が出るかどうか。DVDやデジカメも売れるでしょうが、
消費者のライフスタイルを変えるほどのものではないので、平均株価を
2000年当時まで押し戻す力はないでしょう。しいて考えればパーソ
ナルTVやネット家電はもしうまくいけば大ヒットする可能性は高いと
思いますが。しかし、問題はその山が終わったら次になにがあるの
か。５年後は？１０年後は？ということで、常に我々が生活を新しく
変えていかない限り、いつかは資本主義経済はいきづまってしまう
ということになります。
＃結局なにがいいたかったかというと、決して資本主義を批判して
いるわけではなくて、大量消費を前提としない資本主義のシステム
は可能か？ということを考えていただけです。
> と思ったら、もう一個ありました。ソフトウェア関係です。
> ソフトバンクが見事に今回の山と一致しますね。
> http://chart.yahoo.co.jp/chart/5y/9/9984.t.gif
> ビットバブルがやっと終わった訳です。（笑）
>
> と言う訳で、IT、ITと森さんが言うのが、
> あんまりにも的外れだったために、
> 今回の株安が起きたのかも。（大笑）
>
> ちなみに金融や建設は数年前から下がりっぱなしです。
>
> >あげることが期待されていない→日本の経済成長が望めないと
> >予測されている、という風にはならないのでしょうか？
>
> 他の一般製造業は定常的な変動範囲だと思いますよ。
> 巻き添えで株価下げられて、迷惑と思っているかも。（笑）
>
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。
