[BlueSky: 3018] Re:3017 (緊急事態)森林総合研究所における犯罪行為と不当分限免職問題


[From] "Hisao Fujii(藤井 久 [Date] Thu, 01 Mar 2001 15:39:09 +0900

佐藤様
森林NGO緑友会 事務局 藤井久雄

 私の問題につきまして、お返事を有り難うございます。

 裁判に持ち込むべきというご意見で、また、私も、解決しなければ当然そうす
ると思います。

 但し、この問題は、単に不当処分取消訴訟の問題ではなく、悪事を働いている
研究者が、自分らの都合の悪さ・利害・エゴから、善良な研究者を全く正当な理
由無く首にしようと画策し行ったという、刑法上の業務妨害等に該当する明らか
な犯罪事で有り、即刻取り消されないので有れば、原因研究者らの懲戒処分や刑
事上の告訴・告発も必要だと思います。

 また、前にも少し書きましたように、行政訴訟(国家公務員の不利益処分問題
はすべて人事院審理を経て行政訴訟になります)、は非常に偏りが多いものです。
日本の裁判および人事院審理の腐敗が、事態をここまで深刻化させた背景の問題
としてあります。某弁護士は「裁判は、君が考えているように、有力なものでは
ない。随分ひどい判決が出ている。良い裁判長もいるが長続きしない。」と言い
ました。「お役所のご法度」(宮本政於著)にはある元上司の言葉として「私も
病院関係に長くいたから、労務管理という観点から、辞令を拒否するとか、後に
不服申し立てをするような人間の対応をした。そのときわかった事実は、訴え出
ても勝てたためしがないという現実なのだよ。・・・判例主義とは前例主義でも
ある。人事院も裁判所もみんな官僚だということを忘れてはいけない。彼らは前
例を重視する。前例を踏み越えての決定など、半世紀にひとつあるかないかだ。」
と書かれています。また、「日本の裁判官」(野村二郎著)という本には、「裁
判のうち批判や疑念が絶えないのは行政訴訟だ。・・・行政訴訟は国・行政側が
勝訴になる事件が圧倒的だ。これはこれまでの裁判で一貫した事実。昭和四〇年
は89.8パーセント、五〇年は93.0、六〇年は95.6、六三年は97.0パーセントに達
した。」と書かれております。
 このような状態であれば、人事院審理や裁判所は国費を無駄遣いして無益な儀
式を行い、間違ったことも正当化しているだけということになります。

 今回の私の不当分限免職につきましても、始まりは一部研究者の私的利害・エ
ゴからくる情実処分であっても、一度処分が国の行為としてなされて訴えられれ
ば、国が税金を使ってこれを一生懸命に正当化します。
 実際、約11年前の私の併任解任処分では、前メールに書きましたような一部
研究者の私的利害・エゴからなされた処分に、数人の弁護士を国費でつけ、弁護
士無しで訴えている私(上記のような勝率の僅かの訴訟ですから弁護士は頼む方
も頼まれる方も乗り気でありません)と戦い、国側は不当な主張を公然としてき
ました。一部の研究者のエゴのために血税を使い、「床の上の16kg測れる電
子台秤を動かしたこと」「森川靖室長に酸性雨問題で異を唱える科学的意見を提
出したこと」等が私の非協調的行動である、といった気違いじみた主張を公然と
書き、またそれが最高裁まで行っても判決で認容されてきたのです(全く明瞭な
違憲判決です)。今回の不当分限免職の原因をつくった人間の多く(丸山温、森
川靖、松本陽介ら)は、この11年前の私の不当併任解任を画策し訴えられた研
究者らであり、このような過去の行政訴訟の偏り判決が、その後の、彼らの何度
もの出鱈目発表や著作権侵害をはじめとする幾多の不正行為を生み、さらにまた
今回の不当犯罪分限免職をもたらしたものです。

 おっしゃるように、ここに書いたからと言って、どれだけの効果をもたらすか
は、疑わしいですが、上記のような事情ですので、とにかく広く知ってもらい、
社会的に解決する道を探ることが望ましいと思います。

 私が書いていることは全て真実ですし、訴訟でも、真実以外の主張をするつも
りは有りませんので、不利な証拠にはならないと思います。また、これまでの投
稿は、同様のものを他のいくつかのメーリングリストやnetnewsにも流し
ており、当局も読んでいます。しかし、一部で、「こんな所に書くな」等の言論
制限意図の投稿はあるものの、事実関係が違う等の投稿はなされていません。た
だ一部他メーリングリストで管理人に、「特定個人に対する誹謗中傷を含む内容
である」との指摘が蔭で寄せられる等の圧力が加えられており、「私は何も事実
に反することは書いていないので、『誹謗中傷』と主張されるので有れば、蔭で
こそこそ陰口を叩くような卑怯なまねをされるのでなく、どこが『誹謗中傷』か
明らかにして頂くことを求めます。ご指摘を拝読して、万一私の文章に不適切な
点があった場合には善処いたします。」というお返事をしています。

 今のところ、私に対し事実関係その他で苦情を寄せられた方は、1人だけで、
その件につきましては、上記他メーリングリストにては、双方の主張を掲載させ
て頂く措置をとりましたので、BlueSkyにも同じものを以下に転載いたします。


(事実関係を巡ります、森林総合研究所田中潔企画調整部長とのやりとり)

 事実関係を巡り一つだけ苦情らしきものがございましたので、双方のやりとり
を明らかにしておきます。

 前回メールに書きました、2月22日の分限免職辞令交付時の
>  あまりに馬鹿馬鹿しいので、何故に誰もが仕事のしやすい職場をつくろうとせ
> ず、特定職員と癒着してこのような処分をされるのか、そうやって私を不当に追
> い出そうとしてきた研究者が今後どんな顔をして研究者を続けて行かれるおつも
> りなのか、と聞いたのですが、企画調整部長が「大変優秀な研究者である丸山君
> のためにこれをやった」という大変問題な一言を吐いただけでした。丸山温は、
> 前投稿に書いた、約11年前の私の併任解任等の画策(共同研究の概ねの結論が
> 得られた時点で無理に主に自分だけで短期測定を行い、所内報告をわざと1年遅
> らせて当該年度の所内報告にはでっち上げデータをのせて併任解任をしやすくし、
> 私を研究室から追い出し、私筆頭名の共同名で口頭発表したほぼ同結論を後に私
> の名を載せずに初印刷発表する−主に自分だけで短期測定を行ったデータだけを
> 使ったので著作権侵害でないとの主張−といった画策)や、複数回の他研究者の
> 著作権侵害、データ捏造、等の不当事を行ってきた研究者で、企画調整部長は過
> 去に国際農林水産業研究センターで丸山温の上司だった時期もあり、やはり今回
> の処分原因は不当癒着にちがいないようです。

 という下りについてですが、田中部長は、後日になって、「丸山君は優秀な研
究者だ」とは言ったが、「そのためにこれをやったとは言っていない」「この点
は争うから」と主張されて来ました。
 但し、私は、「丸山君のためにこれをやった」と確かに聞きました。私がそれ
を聞いてすぐ「そうですか、よくわかりました。」と反答したら、あわてて「い
や」とか口ごもっておられたようでしたが。また、田中部長は「優秀な」とは言っ
たが「大変」は無かった、とも主張されています(これはどちらでもたいした問
題ではないでしょう)。

 田中部長とのこの後日の電話でのやり取りでは、
私「それはおいておいても、何故突然丸山君が出てくるのですか。それだけでも
癒着の証拠です。」
田中部長「いや、君が、腐った研究者とか言うからだね。」
私「腐った研究者と言うと、丸山君が思い浮かんだといいうことですか?それは
大変良く理解できますが。」
 といった漫談のような会話が交わされていました。



On Wed, 28 Feb 2001 21:02:08 -0500
"Sato, Kenji" <satokenj@pilot.msu.edu> wrote:

> 佐藤@ミシガンと申します。
>
> 藤井さん、冷たいようですが、このような投稿を行っても、余り意味がないように思
> います。藤井さんが受けられた、不当な扱いを広く知らしめたいと言う気持ちは分か
> るのですが、残念ながら藤井さんの一方的な説明だけで、藤井さんの正当性を立証す
> ることは無理です。それどころか、いざ裁判沙汰になると投稿自体が、不利な証拠と
> して採用されそうな気がします。本気で不当な扱いを受けたと信じるなら、裁判に持
> ち込んだ方がよろしいのでは。勝ったらよし、負けたら社会とはそう言う物だとあき
> らめるしかありません。
>

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藤 井 久 雄(fujiihi@nisiq.net)
森林NGO緑友会(森林・林業・自然と研究のためのNGO)事務局
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/ E-mail ryokuyu@nisiq.net
TEL 0298-51-6927 (ここしばらくの間)
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