邑瀬です。
小澤さん、佐川さん、みなさん、こんにちは。
小澤さん:
> 元々は、環境にも意識のある東洋精米機の社長が、
> 特に地方の小河川や湖沼の汚染に米ぬかが関係しているということを
> どうにかしたいというのが開発契機になっています。
そうたっだんですか。実はこの会社の「意見広告」が今手元にあります。1998
年9月3日付の読売新聞に一面を使って「環境浄化への提言」が書かれています。
HPにも一部ですが同じ様な内容があります。
http://www.toyoseimaiki.co.jp/
新聞の方には、とぎ汁を流すのをやめれば、結果的にトリハロメタンやダイオ
キシンも減らせると書かれてあります。絶対に違うとは言いませんが、かなり
我田引水のような気もするので、正直言ってあまり信用していませんでした。
ただ、台所からのリンの排出のうちのほとんどがとぎ汁であるという点と、下
水処理場ではリンの「積極的な」除去が出来ない点を考えると、やっぱりとぎ
汁を流さない方がいいのかなとも思います。(我が家では幸い庭に撒いていま
す。)
以前、佐川さんからうかがったお話では、リンは菌体成分として回収されると
のことでしたが、下水処理場におけるリンの回収率(除去率)はどのぐらいで
しょうか? また、活性汚泥を実験室内で攪拌していると、リン蓄積性の双球
菌が増えてきますが、リンを除去してくれる主役はこの菌なんでしょうか?
> 佐川さん
> 有効利用というより、今までのぬかと同じに処理できているってことかな?
上記新聞広告には、「農家や園芸店よりひっぱりだこに買い取られている」と
あります。
> 私も新聞検索してみようっと。
1月の記事も読売新聞でした。では。
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