[BlueSky: 2950] Re:2948 森林総合研究所における犯罪行為と不当分限免職問題


[From] "Hisao Fujii(藤井 久 [Date] Thu, 22 Feb 2001 00:54:49 +0900

水崎 様

森林総合研究所、森林NGO緑友会事務局
藤井 久雄

 お返事有り難うございます。

On Wed, 21 Feb 2001 22:51:19 +0900
Kikuhiko Mizusaki <kmforest@sc4.so-net.ne.jp> wrote:

> 藤井様、こんばんは。
> 水崎@岐阜です。
>
> ML何度か拝読いたしましたが、なかなか難しい文章で、いささかてこずっていま
> す。
> 藤井様のHP以前から何度か見せていただいていましたので、
> それなりに経緯を判っていたつもりなのですが、、、
> 申し訳ありません。
>
> 酸性雨に関して、学問上の行き違いかと思っていたのですが、どうやら違うようです
> ね。
>
> また、MLの最後を、
>
> 酸性雨問題にしても、学会不当審査・不当運営問題にしても、
> 何年も前から今まで何度も改善要望を重ねてきているものですが、
> 事態は改善されるどころか不当行為が増加するような状況にあり、
> 批判者の職まで脅かすような最近の状況を見ますと、
> 厳正な措置をとらなくては事態は解決し得ないと思えます。
>
> と結んでおられますが、具体的に読者に対し、何を要求されているのでしょうか?
> 情報の垂れ流し(一方的な)だけでは、周囲も何もし得ないと思います。
> 誠に申し訳ありませんが、要点を判りやすく、もう一度ご説明ください。
> その上で、読者に何を要求するのか、書いてくださると嬉しいのですが、、、
>

 急いで、また出来るだけ状況を詳しくと思い書いたため、解りにくい文章になっ
てしまい済みません。
 要点は、
・森林総合研究所当局は、internetに学問的批判をした等の不当な理由で私に何
十回も精神科受診命令を出し、さらに受診命令を聞かない等の理由で分限免職
を明日しようとしている。またその他にも、不当事に抗議した等の無茶苦茶な
理由で厳重注意もしてきている。
・このような受診命令・分限免職等は、酸性降下物・樹木衰退問題について不当
発表を批判されている方、私が酸性降下物影響を明らかにする発表をしている
のが都合が悪く思っている方、不当学会審査・不当学会運営等で私から批判を
受けている方、著作権侵害や不当内容発表その他不適当行為をして私から批判
を受けている方等の、私のいることを都合が悪く思っておられる違法行為者・
不適当行為者が、蔭で画策された結果出されている、全く善悪あべこべの違法
・犯罪命令・処分である。
・このような違法行為者・不適当行為者の画策の結果、森林総合研究所の倫理
のみならず学会の倫理まで最近崩されている。
といったところでしょうか。

 もし、何らかの正常化のためのご助力をとお考えになってくださる方がいらっ
しゃいましたら(私の言っていることが百%本当かどうかわからない、どちらが
悪いのかもっと情報が無いと判断が付かないとお考えの方でも、internetに学問
的批判をしたこと等を理由に受診命令を出しさらに分限免職は行き過ぎではない
かと多少なりともお考えの方であれば)、まずとりあえず明日(もう今日になっ
てしまいました。朝までに何人の方が見て下さるかわかりませんが)の朝一番に
林野庁の林政課人事班へお電話をして頂いて、性急に森林総合研究所長の意向だ
けで分限免職を決めずに、本人が違法だと言っているので良く事情を林野庁の方
で確認してから決めるようにしてくれ、とでも要望して頂けると、ひょっとする
と取りあえずの私の分限免職問題等の正常化に効果がある可能性もあるかもしれ
ないと思います。

 それ以上の森林総合研究所や学会の正常化の方法につきましては、何分問題が
根が深く、関与している人間も多いですので、私の方がゆっくり皆さまのお知恵
も拝聴したいくらいです。


> ところで、昨年樹木医の研修を受けましたが、日光の杉並木周辺
> (藤井さんの調査フィールドでしたね?)でも、酸性雨、酸性降下物による、
> 樹木の枯死は見られない、梢部の枯れは土壌の踏み固めによる根系の損傷から来る、
> 水分不足。との講義をうけました。
> 直接見ていないので、なんとも判断しかねますが、、、

 特にそこが私の調査フィールドということでは有りませんが、杉並木も調査で
走ったことはあります。土壌の踏み固めというか、杉並木は大きくなった現在多
くがかなり密植状態になっていて根を張る余地が制限されているという不利な条
件にはあり、それが衰退の1要因になっているとは思います。しかし、上記「酸
性雨、酸性降下物による、樹木の枯死は見られない」ということを証明した論文
は私が知る限りなく、上記のような説明はどう考えても行きすぎだと思います。
このようないい加減が、特にこの問題ではまかり通っているのが頭の痛い点です。

 現在、わが国では、石灰岩地・強塩基性岩地等を除いてどこでも土壌酸性化に
よる葉量減少・梢枯れ等の症状は普遍的と言っていいくらいに見られますので、
杉並木だけが例外的に影響を被っていないと考えるのは難しいと思います(詳し
くはhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/kaigi.htm#sanseiの記事等ご参照下
さい)。実際、石灰岩地や強塩基性岩地では樹木衰退度が非常に低いこと、放射
性物質吸収抑制のために石灰を過用している農地のそばやアルカリ性物質降下地
では樹勢が回復していること、等から(私が先の酸性雨国際学会でも報告してい
ます)、土壌酸性化が樹木衰退の主原因で土壌酸性を矯正すれば衰退が回復する
ことは明らかです。但し、現状で石灰等を散布しますと土壌中の放射性物質が置
換流出し流出水を非常に汚染してしまいますので、安易な石灰等散布は勧められ
ません。このような放射性物質の置換流出を招かない土壌酸性矯正法の開発が望
まれるところですが、私の研究で、そのような酸性矯正法の見通しが得られ(ま
だ理論設計の段階ですが)、4月の土壌肥料学会で発表の予定になっています。
まだ今後、細かい手法の開発や、実証試験、材質等に与える影響の評価等が必要
ですが。

 尚、上記説明をされたのは、ひょっとすると宇都宮大学の谷本丈夫氏か関連の
方でしょうか。谷本氏も、杉並木ではありませんが、奥日光の樹木枯死に関して
恣意的論文を書いておられるお方でhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/tok0109.htm
のなかに批判記事があります。


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Hisao Fujii (fujiihi@ffpri.affrc.go.jp)
Forestry and Forest Products Research Institute
Ibaraki, Japan TEL 0298-73-3211(ext475)
森林総合研究所・企画調整部 藤井久雄(内線475)
 森林・林業・自然と研究環境を守るNGO緑友会
 (http://www2s.biglobe.ne.jp/~ryokuyu/)事務局
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