[BlueSky: 2929] Re:2928 米空軍機、バグダットを空爆


[From] "yuichiro komiya" [Date] Sun, 18 Feb 2001 20:58:22 +0900

田中さんこんにちは。小宮です。

> 新潮社文庫「天空の劫罰」上・下をビル・ネイピアという北アイルランドの
> 天文台の天文学者が書いた小説の中で,上巻p.240にこんな記述があります。
> 「わが国(この場合,合衆国)の真の政策とは,外交の駆け引きが過熱したら先に叩け,
> というものだ。(以下略)」
> 合衆国の軍人などに取材をしながら著したもののようなので,そのような意識が
> ないわけではないのだなと思います。

なるほど、そうなんですか。確かにアメリカの大統領は外交ではいつも強気で
いることを周りに表明しておく必要があるのかもしれませんね。そういえば、前
のメールで「攻撃もされていないのに」と書きましたが、イラク軍は飛行禁止空
域を監視する米軍機に対し、攻撃を加えていたということです。これは僕の勘
違いでした。
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010218/dom/06000000_maidomm093.html

ただ、最近あまりにもアメリカが軍事行動に出るのが、アメリカ自身の都合が
悪くなったときになされているように思えるのは僕だけなんでしょうか?1998年
のイラク空爆の時も、大統領の不倫疑惑が持ちあがったときだったし、1999年
のユーゴ空爆の時も、NATOの存在意義を見出すためとか、経済回復のため
とかいわれていましたし。しかも国連の決議もないのに勝手に自分らで判断し
て行動するなんて、国際法なんてないも同然です。邪推かもしれませんが、
こんな自分勝手な目的で空爆を行っているのであれば許せないことだと思い
ます。本当にアメリカやイギリスのTOPは、他国の兵士にも家族があって、幸
せな生活があるということを理解しているのでしょうか?空爆の判断を下すと
きに、そんなことをすこしでも考えたことがあるんでしょうかね?相手の気持ち、
生活のことを考えず、自分達の都合だけで空爆を行っているのであれば、
そんなのそこらの犯罪者となんの違いもないと思います。


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