中澤＠東京大学人類生態です。
Official Mad-Cow Disease Homepage
http://www.mad-cow.org/
をちらっと見たら参考になりそうな情報があったので部分コメント
します。
(件名：[BlueSky: 2737] Re:2735 狂牛病パニック第二波に於て）
Thu, 11 Jan 2001 07:56:35 +0900頃，yuichiro komiyaさん：
> 思ったのは、牛BSEが人間に感染すると英国が認めたことと、
> BSEから人間に移ったと思われる新型クロイツフェルト・ヤコブ病
> の潜伏期間が大変長い（４〜４０年）こと。英国では人で現在
> ４８名の死者が出ているらしいですけど、この潜伏期間からいって、
> もっと増えるのは確実ですよね。これは日本ではあまり話題になって
http://www.mad-cow.org/00/nov00_stitch_up.html
によると，変異型CJDの潜伏期間を20〜30年としてOxford Univ.の
コンピュータモデルで（たぶん動物学教室のAndersonとMayのグル
ープではないかと思いますが）予測された結果によると，
2000〜3000人の死者が出るだろうということです。
感染症とその対策の歴史は概ねイタチゴッコなのですが，プリオン
病の恐ろしいところは，食品加工に対して感染力を失いにくいらし
いところですね。ではどうしたらいいいのか，というと考えがまと
まらないのですが，心情的には，地域生態系の中にもともと存在し
たり偶然生まれた感染源あるいは変異原で死ぬのならまだしも，ど
こか他のところから持ち込まれた感染源や変異原でやられるという
ところが耐え難いのだと思います。
＃ 尻切れトンボなコメントですみません。
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Minato Nakazawa, Ph.D. <minato@sv3.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
Department of Human Ecology, Univ. Tokyo
[WEB] http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/~minato/index-j.htm
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。