[BlueSky: 2494] コスタリカ ( 番外の 3)  献血


[From] Kimio OTSUKA [Date] Mon, 20 Nov 2000 14:51:31 +0900

東京医科歯科大学の大塚です

 忘れてしまった方、ご存じない方が既に多数かと思いますが、3 月に
コスタリカに行って、その報告を[1592]から少しずつやってきました。

 久しく途絶えておりましたが、復活しようと思います。

 コスタリカにはその自然と、生物多様性を保護しながら産業に結びつ
ける様子を見に行ったのですが、医学・工学の資源としての利用は[BlueSky
: 1820]で少し触れました。
 今後は我々が触れやすい観光に目を向けていく予定ですが、今回は番
外編として昨日の出来事を書きます。

 今週末に出かける学会の切符を買いに出かけたのですが、目当ての旅
行会社はその日に限って早じまいしていました。同じビルに献血ルーム
があり、無駄足になるよりは、と考えて、何年ぶりかで献血に出かけま
した。
 しかし、献血を断られてしまいました。
 1月以内のコスタリカ滞在でも、都市部を離れて夕方に野外を歩き回っ
たりしたら帰国後1年間は献血できないとの事でした。感染症(マラリア?)
を心配してのことだそうです。

 前回の献血は90年代の初めだったのですが、そのころと比べると問診
票がずいぶん細かくなっていました。
 「一年以内の海外旅行」という欄にコスタリカと中国を書いたのが、
問診で滞在中期間、行き先・行動を尋ねられて「今回は見送り」となり
ました。地域と危惧される疾病毎に献血できない期間が定められている
そうです。例えば、サイパンのようなポピュラーな観光地でも、デング
熱の危険があるため帰国後1週間は献血できないそうです。

 無駄足に無駄足を加える結果になりましたが、ヒトや物の行き来が活
発になる中で、様々な危険も行き交うようになっているのだな、との感
慨を持つことができました。


 コスタリカの限らず、過去の投稿に興味がある場合には、
「青空メーリングリスト・過去ログ参照及び参加ガイドのページ」
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/bluesky2.html

をご利用下さい。ここにある Namazu という検索エンジンは優れもので、
任意のキーワードで素早く検索してくれます。私自身も過去のコスタリ
カ関連投稿をこれで調べました。自分のパソコンに保存してあるファイ
ルで検索するよりも快適です。

大塚公雄
東京医科歯科大学


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。