[BlueSky: 2314] Re:2310 子どものパワー、環境ラベル


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Mon, 4 Sep 2000 10:18:48 +0900

こんにちは、葛貫です。

須賀さん【2310】:
>そうですね、そしてこれは、中澤さんが(2158)でいっておられた
>このこととも重なっていますね。
>中澤さん:
>> ほとんどすべての環境問題,環境保護問題は,メリットとデメリットの
>> すり合わせによって妥協点を探るしか解決策(収拾策というべきかも
>> しれません)はないように思います。すり合わせの際に正確なデータが
>> 必要なことは明らかで,偏ったデータや誤った解釈は有害だと思います。
>> これは自然科学的データに限らず,人文・社会科学的データについても
>> 同様で,恣意的な世論調査の解釈だけが部分的に引用されたりして
>> 言説を作っていくのは困りものです。

研究する際は、ある仮説をたて、それを証明するために、データを
収集することが多いように思われます。データの収集・解析手法は
科学的であっても、研究の発端の動機に「心の中にあるている桃源郷」
の実現という望みがないと言い切れない以上、まあ、できるだけ沢山の
研究結果をあたってみるしかないのかな、とも思います。

>>すべての市民が合理的に判断できるような能力を身に付け,
>> 信頼できるデータが十分に公開されることが必要なのだと思います。

はい。
そのような方向への第一歩として、ISO14000シリーズ、環境ラベル
等が有効に活用されるといいな、と思います。

もう、和田さんは、お読みになったかもしれませんが、
環境goo http://eco.wnn.or.jp
にアップされている、
「環境広告に約束事ができました  環境ラベルの話」
http://eco.wnn.or.jp/magazine/review/rvw.html
は、広告制作者の立場から環境ラベルについて考察されおり、
面白かったです。

「環境ラベルは、情報を発信する側である企業、そしてその情報を
加工し効果的に橋渡しする立場である広告制作者、さらに情報を
受け取り、検証し、選別する側である消費者、この三者が有機的に
影響しあって初めて機能するものだと思います。」
という、最後のコメントが印象的でした。

では。



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