左巻さん みなさん
須賀です。
左巻さん:
> 畠さんが友人に語ったところによるとケナフを植えよう、それで
> 紙をつくろうって人は環境負荷に対して善意に反対の人だから帰化
> するぞ、フロリダでは帰化しているぞって言うと立ち止まるとのこ
> とです。
最初いいと思ってやったことにあとで問題がでてきて立ち止まって
考えなおす。これ自体環境問題として実際によくあることで、この
プロセスそのもの生かすことができればすばらしいと思います。
環境教育は一方的に先生が生徒に教えるものではなくて、大人もまた
一緒に学ぶものだと思います。そういう姿勢をみると生徒もかえって
感動するのではないでしょうか。
人間による生物圏への影響はなかなか定量化しにくいですし、
その意味や価値判断も質的で多面的なものにならざるをえない
ところがあります。ですから、すぱっとわりきれない問題が
いろいろでてきます。でもそういうむずかしさの前で立ち止まり
逡巡することにも、深い意味があるのではないでしょうか。
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp
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