長縄です。
2,3年前に聞いたことですが・・・
中間山地の農村での下水処理で、合併浄化槽を使うことが認められず、谷川に流して
集中下水処理をせざるを得ない。川の工事や処理施設のほうがコストが高いにもかか
わらず、そうしなければならないのは
補助金を出す中央官庁の意向のためであると、自治体の職員がぼやいていました。厚
生省か農水省か覚えておりませんが、それぞれにギルドがついていて縄張りを主張し
あっているのですが、地方自治が強化されれば・・こういう無駄はなくなるんですか
ね。
私が懇意にしている養豚家は、し尿をタンクに集め、土壌菌と火成岩を入れて濾過し
て、液肥をつくっています。液肥を薄めて豚に飲ませ、また豚舎に噴霧すると、豚は
病気に強くなり、良質の肉になります。また豚舎
特有の強烈なにおいがなくなります。液肥を堆肥にかけると熟成が早まります。畑に
まけば土壌菌が活性化して、作物が病害虫に強くなり、味もよくなります。しかし農
民は用心深いのか、なかなか広まらないのが残念です。
この手法は大分の久住で、県の畜産試験場が実験的にはじめたはずですが、その後の結
果は不勉強で把握していません。
しりきれトンボですが・・・ではまた。
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