邑瀬です。澤口さん、フォローありがとうございます。
澤口さん:
> アメリカやオーストラリアでは日本向け牛肉を作るようになった頃から穀物飼料を
> 与えるようになりました。
> 日本では数十年前から穀物飼料を与えています。自然放牧だけですと非常に健康な
> 牛ができるのですが、まったくサシが入りません。全身すね肉ですね。
ハンバーカー用は日本向けでもサシのない肉を使っている(というより、ミン
チにするからサシのないのをごまかせる)と思っていましたが。むしろサシが
ない方が脂身の量をコントロールできていいような気がします。
(中略)
> 短期経済的にはメリットがあるようですが、こういう濃厚飼料で肥育した牛の内蔵
> は人間で言えば成人病のオンパレード。癌あり肝硬変あり心臓肥大ありですから、
> 一度みると食欲なくなりますよ。(ブロイラーの内臓はもっとひどい)
> 体が衰弱して出荷前に病変が出ては大変ですから(病牛は売れない)、抗生物質をが
> んがん与えたりするわけです。
舎飼いで徹底的に管理するのと放し飼いにするのとでは、結局儲けはあまりか
わらないらしい(?)ですが、前者が多いのはやはりできた肉に対する消費者の
好みからきているのでしょうかね。ほかに、何か大きな違い(つまり、放し飼
いの問題点)があるのでしょうか。
> 発展途上国では、このコスト押しつけは形を変えたプランテーション、旧植民地支配
> そのものの経済体制化を意味します。
これは、バナナやエビなどいろんな安い食べ物でもそうですね。安さの蔭には
生産者へのしわ寄せがある。半ば奴隷状態です。
大手スーパーと契約した国内の農家も「コスト押しつけ」という面では似てい
るのではと思いますが、実体はどうなのでしょう? 生鮮食料品の(予定され
た)特売日は昔は考えられませんでしたが、今では魚類までありますよね。
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