[BlueSky: 1386] Re:1384 近頃の若い者は


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Sat, 5 Feb 2000 12:25:14 +0900

At 8:27 AM 2/5/0, yuichiro wrote:
> こんにちは、小宮、学生時代は福岡、今は大阪、です。大阪での印象を
> 報告します。対象集団は、僕の友人、知人、会社の後輩、アメ村近辺で
> 見かける男女10-20代です。
>
> ・女性の茶髪が目立つようになった。茶髪だけでなく、様々な色も。
> 男性もドレッドやアフロ、スキンヘッド等をよく見るようになった。
> ・喫煙する女性が多くなったように思える。
> ・ほとんどみんな携帯電話を持っている。
> ・ストリートミュージシャン、ストリートパフォーマーが多い。
> ・街でボード、ローラースケートをしている姿を見かける。
> ・聞いた話では、スキー場は、半分がスノーボーダーになったらしい。

こんにちわ,小宮さんとは反対に大阪から福岡にやって来た喜多です。
(半田さん,佐藤さんのメールも読みました)
「近頃の若い者は」と言う様な,人間を「十杷一からげ」の様な見方で
時代を見て何になる,とも思われるのですが,私には案外,社会は(世論
と言われる物も含めて),「ある一面で見た噂話」の様な見方で,非常に
大きく動いている様な気がするのです。
今日(2月5日)の新聞に(昨日,テレビでもやっていた),日米英独韓
の,小中学生を対象にした「子供のしつけ」調査なるものが掲載されており,
結論的に「日本の子供は,社会のルールや,道徳心に関するしつけを,家庭で
十分受けておらず,友人関係は希薄な傾向」とあり,調査を担当した大学
助教授が「日本の親は,あたりまえのこと,大切なことを子供に伝えて
いない」と指摘「今の親が十分なしつけをうけていないせいもあるのでは」
と分析している。とあります。

私はいつも「統計って言うのは恐いな」或いは「統計的に物を見るって
言うのは恐いな」と思っています。それは,表わされた「統計的指標」
が,社会を表わし,時代を表わし,文化を表わし,国家まで反映し,
社会の「常識」として規定され,その中に「個」が埋没し,歴史を経れば
「あの時代は,こうだった」と言う「定義」になってしまいます。

私の「時代感覚」は「声ある声」が時代を動かしている様に見えながら
,実は,無視される様に思える「声なき声」の方が,ずっと力があるの
ではと思ってしまうのです。

あ,そうだ。小宮さん,ご指摘(うっかり私は書き忘れた)
*若者の殆どが,「携帯電話を持って,しょっちゅう話している」
*私には「最近の若者は,早くから将来性,ある方向を決めている」
やっぱり,ウオークマンも相当,若者を変革したけど,携帯電話は,
「これは益々,時代を変革する機械」ですね。
所で小宮さん,私は福岡にいて「最近の大阪は元気がない」,という
イメージがすっかり定着しているのですが,そんな事はないですかね,
喜多かつみ

kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造工房キタ・オリジナ」「宙音楽」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」
「戦前葉書(エンタイア)」「戦後未使用切手」(7,DEC,1998更新)





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