[BlueSky: 1379] Re:1374 あまり雇用を生まない土建業


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Fri, 4 Feb 2000 11:58:36 +0900

こんにちは、葛貫です。

一ノ瀬さん:
> 例えば、「将来は無くす」というのならば、期限を明示するか、
>無くす際の具体的な条件も明示されるべきだと思います。
> それがなければ、官僚がよく使う、「前向きに対処する」
>っていう言い回しと同じになってしまうのではないでしょうか?
> 「当面は止められない」と言った瞬間に、将来の可能性を
>葬り去っているようにしか、私には見えないのです。

沖縄に続き、今回の住民投票の結果で、政治家も官僚も、上意下達が
通用していた自分達の足元が揺らぎ出していることを感じているでしょう。
強気にでて住民投票という手段自体を押しつぶそうとするか、今迄のやり
方が限界に来ていることを認め、変化を受入れようとするか、政治家・官僚
の中でもいろいろな人がいて、揺れ動いているのではないかと思われます。

一ノ瀬さんは、歯がゆく、思われるかもしれませんが、将来の可能性を
葬り去らないために、一般市民にできることは、「情報の公開」と「民意
の反映」を求め、本当に前向きに対処しているかチェックし続けること、
議会制民主主義が前提であるなら、選挙時の歌い文句を党派の都合
により簡単に変えてしまうことがない議員を選出すること、位しか、今の
ところ、思いつきません。(もしも変節したなら、任期中でも不信任案を
出して罷免できるようになれば、また違うかも)

情報の公開といっても、アセスメント等の場合、誰がするかによって結論
が異なる場合があるようです。先日まで、干拓工事が中断されている中海
の環境影響評価に関する報告書の一部を読んでいたのですが、農林水
産省が出した結論と大学等の研究室が出した結論は、異なったものになっ
ていました。両方の情報を並べ合わせて判断しなければならないのだと思
います。そのために、先日話題になった情報ボランティア等が、うまく機能
するようになったらいいな、と思います。また、一般市民が持つこと、自分
達が望む生活の「質」について考えること、提供されている情報に関心を
持ち、読み解く力を養うことが基本だと思います。

あとの問題は、考えさせて下さい。

今迄のやり取りで、言葉が足りなかったり、表現がきついところがあったと
したら、お許し下さい。

ではでは。


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